ハゲ方にも種類があった！

ハゲと言って思い浮かぶのはどんなものでしょう。バーコードハゲや、カッパのような頭、いろいろな種類のハゲ方があります。原因はAGA（男性型脱毛症）によるものが多いのですが、他の要因による事もあります。ハゲは本人としては悩みが大きく、なかなか受け入れがたいものです。進行して死んでしまった毛根を再生することは現在では難しいので、なるべく早く進行を食い止めることが必要です。そして、出来ることなら前向きにハゲと向きあえれば、きっとカッコいいハゲを目指せるでしょう。

代表的なハゲ方の種類

薄毛・ハゲの種類の代表的なものをあげると、M字ハゲ、O字ハゲ、U字ハゲ、若ハゲ、分け目ハゲ、びまん性脱毛症などがあります。額の両側が後退して、前から見るとMの文字のように見えるM字ハゲはAGA（男性型脱毛症）が主な原因です。進行する前に5aリダクターゼ阻害薬を服用または塗布して食い止めます。

そして、頭のてっぺんから進行するハゲがO字ハゲです。カッパハゲと呼ばれるもので、これもAGAが原因のひとつです。また、生活習慣や間違った頭皮ケアが原因のこともあります。たばこや脂の多い食事を減らし、頭皮を傷つけないようなケアを心がけましょう。頭を洗う時も、指の腹を使って頭皮全体を動かすような感じで洗うのがポイントです。U字ハゲはおでこが全体的に後退してくるハゲ方の種類です。

これもAGAや生活習慣、それとストレスなどによる血流不良が原因です。見た目もいかにもハゲてるという感じで目立ちます。10～30代の若い世代のうちからの薄毛は若年性脱毛症といってやはりAGAが原因の場合と、ストレスや生活習慣が原因の場合があります。

まわりの同世代の中で薄毛の人が少ないので、本人には大きな悩みとなるでしょう。分け目ハゲは女性にも多く見られるもので、長年同じ場所で髪を分けていると分け目の部分の髪の毛が薄くなってしまうものです。特にセンター分けの場合は目立ちます。予防するには分け目部分に紫外線やドライヤーの熱などの負担を、なるべくかけないようにすることと、定期的に分け目を変えることです。

びまん性脱毛症も女性に多く見られ、部分的に後退するのではなく、全体的に薄くなっていくものです。原因としては加齢のほかに、ストレスや生活習慣、パーマやカラーによるダメージ、過度なダイエットによることが多いのです。

ハゲを目立たなくする

ハゲのせいで自分に自信が持てず、人生に対して消極的になったり、他人付き合いが少なくなったりするのは、本当はもったいないことです。いくら他人に「気にするな」と言われても気にならないわけがなく、励ましの言葉を素直に受け取ることができないこともあります。

AGA治療を受け、治す努力をするとともに、できるだけハゲを目立たなく、カバーすることが出来るといいでしょう。まず、ハゲ方の全タイプに言えることは、清潔感を保つということです。つい引きこもりがちになるとさわやかさが欠け、清潔感がなくなりやすいです。

身だしなみや皮脂などのケアに気を使いましょう。そして、あえて長髪はやめ、ショートか、抵抗なければスキンヘッドにするといいでしょう。O字ハゲなどはサイドを短くすると、頭頂部のハゲが目立たなくなりおすすめです。昔の漫画のおじさんにあったようなバーコードのようになってしまうので、サイドの髪でハゲを隠すようなことはしないほうがいいでしょう。

生き方を変える

ここを乗り越えるには、なかなかメンタルの強さが必要ですが、ハゲを気にしない、というよりハゲとうまく付き合っていくということです。もちろん出来る限りの対策や治療はして、あとはネガティブな気持ちを捨て、自信をもって行動することでまわりの人も、ハゲている頭よりその人の他の部分を見るようになるでしょう。前向きな姿勢や誠実でやさしい人柄であることなどです。それが出来てくると、カッコいいハゲを目指せるのではないでしょうか。

一口に「ハゲ」と言ってもその種類は様々あります。また、その種類によって薄毛対策が異なる場合があります。もちろん「ハゲている」ことが悪いことではありません。しかし、効果的に治療を行うには自分がどのようなタイプなのかをしっかり把握することが大切です。