頭皮のかゆみに要注意!育毛剤の使い方
- 公開日:2019/09/25
何だか頭がかゆいなと感じたことは、誰にでも一度はあることかと思います。しかしそれが常に起こっていたり、頻繁に発生するようであればそれは何かしらのトラブルが起きている証拠です。頭皮がかゆくなってしまうにはどのような原因があるのでしょうか?かゆみが出てしまっている時にはどのように育毛剤を使用すれば良いのかということも併せてご紹介していきますので、現在使用している人やこれから使用しようと考えている方は知っておくようにしましょう。
多くみられるかゆみの原因
ただかゆいだけと思うかもしれませんが、かゆさというのは甘く見ているとひどい炎症の原因となることがありますし大きなストレスとなることもあります。原因となることは人によって様々ですが、多く見られるものがあります。一つ目はダメージを受けてしまっているということにあります。強くブラッシングをしずぎてしまうことや、カラーリングやパーマの薬剤によるもの、刺激の強いスタイリング剤が付いてしまうことなどが原因になります。二つ目は毛穴が詰まってしまうことによって頭皮環境が悪化してしまうことにあります。シャンプーやリンス、スタイリング剤をきちんと洗い流すことが出来ていないことで毛穴が詰まってしまいます。また分泌された皮脂をきちんと取り除くことが出来ないことも、毛穴の詰まりの原因となります。さらにこの皮脂は雑菌も繁殖させてしまいますので、しっかりと洗い流すことが出来ないとかゆくなってしまうことがあります。三つ目は乾燥です。温風のドライヤーを当てすぎてしまったり、洗髪を過剰にしすぎて皮脂を取り除きしすぎてしまうことによって乾燥してしまいます。すると皮膚が敏感になってしまい、かゆさを引き起こします。
病気が原因となっている場合も!?
かゆくなってしまう原因として上で挙げたようなものによって頭皮がダメージを受けているだけであればまだ良いのですが、中には病気が原因となっている場合もあります。その病気はまずシラミです。シラミは感染症の一つで、人間の血液を吸って成長します。血液を吸われると頭皮がかゆくなってしまいます。似たようなもので水虫が挙げられます。白癬菌に感染することで頭皮がかゆくなってしまったり、フケを引き起こすのが代表的な症状です。水虫はカビの一種なので、湿った場所に繁殖しやすい性質を持っており頭部の通気性が悪くなると発症してしまうことが多いです。その他にアレルギーの一つとしてアトピーを持っている方もかゆさの原因となります。アトピー肌の人というのは通常の人と比べると肌が弱く、乾燥しやすいです。少しの刺激でも大きなダメージを受けやすくなっていますので、それによってかゆくなってしまうことが多いです。
育毛剤の使用の仕方
頭にかゆみが出ている際には、育毛剤はどのように使用していけば良いのでしょうか?まず病気が原因となってかゆくなってしまっている場合には、育毛剤の使用は中止することをおすすめします。育毛剤の成分の中には刺激の強いものもありますし、病気が起きてしまっている場合には通常よりも頭皮がデリケートな状態になっています。そんな状態で薬剤を塗布することによって、より症状が悪化してしまうことがあります。それ以外のことでダメージを受けてしまっている場合にも、症状がひどい場合には使用をするのはあまりよくありません。まずは受けてしまったダメージを改善して、その後改めて使用した方がきちんと効果を得ることが出来ます。ただし血行不良で頭皮環境が悪化していることが原因の場合には、育毛剤の中の血行促進成分が良い影響を与えてくれることもあります。自分がかゆくなってしまっている原因は何なのか、その原因ときちんと見極めて使用し続けるか一度中断するかを決める必要があります。
まとめ
頭皮にかゆみが出るというのは多くの人が経験することではありますが、その原因や程度は人によって様々です。強すぎる刺激や乾燥、毛穴の詰まりなどが原因となっている場合もありますし、アトピーや感染症などの病気が原因となっている場合もあります。育毛剤を使用している人は、病気が原因となっている場合には一度使用を中断して治療を行うことをおすすめします。育毛剤を使用し続けると、薬剤の刺激によって症状が悪化してしまうことがあります。それ以外のことが原因となっている場合には、自分のかゆみの原因がどこにあるのかをまずきちんと考えてみましょう。それによってそのまま使用するのか、中断して治療を行うのかを決めるようにします。頭皮の環境が悪い状態ではいくら育毛剤を使用しても効果を得ることは出来ませんので、まずは環境を整えることを第一に考えましょう。